Epilage(エピラージュ) | 2025.05.19 15:40
光脱毛はほくろがあっても大丈夫?専門家が教えるおすすめ脱毛方法とNGな脱毛方法
カテゴリ: スタッフブログ
「ほくろがあると光脱毛はできない」と思っていませんか?
施術歴12年、2万人以上の肌と向き合ってきた私の経験からすると、その不安は今の時代にはもう当てはまらないと言えます。
昔の光脱毛は、濃い色素に強く反応する性質があるため、ほくろに照射すると火傷や色素沈着のリスクがありました。
でも今は、脱毛技術の進歩によって、ほくろのある肌にもやさしく施術できる時代になっています。
ほくろを気にしなくても良い脱毛方法
ほくろがある肌でも安全に脱毛を行うためには、以下の方法が効果的です。
SHR(蓄熱式)脱毛
SHR脱毛は、従来のレーザーや光脱毛と異なり、メラニン色素に強く反応しないため、ほくろのある部位でも安全に施術が可能です。
この方法は、低出力の光を連続的に照射し、毛包全体をじわじわと温めて脱毛効果を得る仕組みです。
そのため、色素の濃いほくろにも影響を与えにくく、肌への負担も少ないとされています。
▼EpilageのSHR方式について詳しく知りたい方はこちら
SHR方式とは | 新宿脱毛サロン|脱毛専門店エピラージュ
ニードル(電気針)脱毛
ニードル脱毛は、毛穴に細い針を挿入し、電気を流して毛根を破壊する方法です。
この方法は、メラニン色素に反応しないため、ほくろの上に生えている毛でも安全に脱毛できます。
特に、ほくろの上にある毛をピンポイントで処理したい場合に適しています。
ただし、施術には痛みを伴うことがあり、広範囲の脱毛には向いていないため、部分的な脱毛に利用されることが多いです。
ほくろを除去してから脱毛
ほくろを事前に除去することで、その部位も含めて脱毛が可能になります。
ただし、ほくろ除去後は皮膚の回復を待つ必要があり、通常は2週間から6ヶ月の間隔を空けてから脱毛を行うことが推奨されています。
この方法は、ほくろの状態や大きさによって適用が異なるため、医師と相談の上で進めることが重要です。
ほくろがあると危険な脱毛方法
ほくろに含まれる黒い色素(メラニン)は、光や熱を吸収しやすい性質があります。
脱毛機の中には、このメラニンに強く反応するタイプのものがあり、誤ってほくろに照射してしまうと、通常の肌よりも強く反応してしまい火傷などのトラブルにつながることがあります。
メラニンに強く反応する光・レーザー系の処理
IPL脱毛や医療レーザー脱毛は、毛の黒い色素であるメラニンに光が反応し、そのエネルギーが熱に変わることで毛根にダメージを与えるという仕組みになっています。
この性質そのものが脱毛の効果を支えているのですが、ほくろにはメラニンが多く含まれているため、この方法では光を強く吸収しやすく危険です。
ほくろに脱毛の光を当ててしまうと、必要以上に熱が集中し、強い痛みを感じたり、皮膚が赤く腫れたりすることがあります。
さらにひどい場合には火傷のような状態になることや、炎症をきっかけに色素沈着が残ってしまうこともあるのです。
加えて、家庭用の脱毛器も油断できません。
医療用やサロン用の機器に比べて出力は抑えられているとはいえ、照射範囲が広めに設計されていることが多く、意図せずほくろの部分に光が当たってしまうケースは少なくありません。
とくに、自分では見えにくい背中やうなじなどの部位では、ほくろの存在に気づかないまま照射してしまうこともあるでしょう。
強い熱や物理的な刺激を伴う処理
光脱毛だけでなく、熱や摩擦などの物理的な刺激を伴う脱毛方法にも注意が必要です。
特に、肌に直接負担をかける処理では、ほくろが思わぬトラブルのきっかけになることがあります。
ブラジリアンワックスのように、温めたワックスを塗布し、一気に毛を引き抜く方法は、肌へのダメージはかなり大きいです。
色の濃いほくろや、わずかに盛り上がっているようなタイプのほくろは、ワックスを剥がす際の粘着力や引っ張りの力で大きな刺激を受け、出血や炎症を引き起こすおそれがあります。
また、毛抜きも一見シンプルで安全そうに見えるかもしれませんが、実際には肌の奥深くまで負担がかかっています。
毛を根本から引き抜くと、毛穴が一時的に大きく開き、その周囲の組織が刺激されることによって赤みや腫れが生じることがあります。
こうした状態が繰り返されると、慢性的な炎症となって色素沈着や毛嚢炎のような肌トラブルに発展する可能性もあるのです。
さらに、最近では手動の毛抜きではなく、電動式のエピレーターを使用する方も増えていますが、これもほくろには注意が必要です。
高速回転するピンセット状のローラーが毛を一気に引き抜くため、広範囲にわたって刺激が加わります。
その中にほくろが含まれていると、他の皮膚よりも敏感に反応しやすく、思わぬ痛みや皮膚の損傷を起こすこともあります。
このように、毛を「引き抜く」タイプの脱毛は見た目以上に肌に大きな負担を与えるため、ほくろのある部位ではできるだけ避けたほうが安心です。
安全にムダ毛ケアを進めたいと考えるなら、物理的刺激が少なく、肌への優しさに配慮された方法を選ぶことが望ましいでしょう。
サロンで安全に施術を受けるための対策
サロン脱毛でほくろ周辺を安全に施術するには、事前のカウンセリングと照射管理がカギとなります。
熟練のスタッフによるチェックと適切な準備で、リスクは大幅に軽減されます。
照射レベルの調整はプロの判断に任せる
脱毛サロンでは、施術前に肌の状態や毛の太さ、密度などをしっかりと確認したうえで、照射レベルを慎重に設定しています。
この調整によって、肌への負担をできるだけ抑えつつ、効果的な脱毛が行えるように配慮されているのです。
とくに、色の濃いほくろがある部位では注意が必要であり、通常よりも出力を弱めたり、場合によってはその部分を避けて照射を行わないという判断が取られることもあります。
これは、強い光がほくろのメラニンに過剰に反応してしまい、火傷や炎症などの肌トラブルにつながるリスクがあるためです。
こうした判断は、機器の特性だけでなく、お客様一人ひとりの肌質や反応の傾向を見ながら行われるものであり、経験のある施術者だからこそできる対応だと言えるでしょう。
実際、同じように見えるほくろでも、その大きさや色の濃さ、位置によって安全性は大きく変わるため、自己判断で処理を進めてしまうのは非常に危険です。
白色シールや保護カバーでの遮光処置
脱毛サロンでは、施術の安全性を高めるために、あらかじめ色の濃いほくろに特別な保護処置を施すことが一般的となっています。
その方法の一つが、白色の不透過性シールや保護パッドを使用する対策です。
このような白いシールは、光を吸収せずに反射させる性質を持っており、照射時にほくろの部分に光が届かないように遮ってくれます。
つまり、シールを貼ることで、その下にあるメラニンを含む部分が光の影響を受けずに済むようになり、火傷や色素沈着といったトラブルのリスクを大幅に減らすことが可能です。
施術時の丁寧な照射管理
脱毛施術においては、ただ機械を当てるだけではなく、照射する部位を正確に見極める繊細な作業が必要とされます。
施術者は脱毛器の照射範囲を常に意識しながら、肌の状態や形に合わせて一つずつ慎重にショットを重ねていきます。
たとえば、体の曲線に沿って機器を当てる際には、わずかな角度の違いでも光の届き方が変わるため、細かな調整が求められるのです。
とくに、色の濃いほくろがある場合には、誤ってその部分に光が当たらないように最大限の注意が払われます。
万が一ほくろに光を当ててしまったときの応急処置
施術中に誤ってほくろに照射してしまった場合、以下の対処法を行いましょう。
冷却方法と注意点
照射後すぐに患部を冷やすことが重要です。
保冷剤をタオルなどに包み、10〜15分程度、断続的に圧迫せずに当てます。
直接氷や凍ったジェルシートを肌に密着させると、ダメージを増幅させる可能性があるため避けてください。
症状が続く場合の医療機関受診タイミング
冷却後も強い痛みや赤み、水ぶくれが24時間以上続く場合は、皮膚科を受診しましょう。
広範囲に炎症が広がったり、発熱や腫れがひどい場合は、即日受診が望ましいです。
市販の軟膏やかゆみ止めだけでは適切な治療ができないこともあります。
照射後のアフターケア
光脱毛後は肌が一時的に敏感な状態になるため、適切なアフターケアが重要です。
クールダウン後の保湿ケア
冷却が終わったら、低刺激性の化粧水やセラミド配合の乳液で丁寧に保湿しましょう。
肌を強くこすらず、手で優しく包み込むように水分と油分を補給することがポイントです。
乾燥を放置するとバリア機能が低下し、色素沈着や乾燥性炎症を招くことがあります。
紫外線対策と刺激を避ける生活習慣
照射後の当日は直射日光を避け、SPF50以上の日焼け止めをこまめに塗り直してください。
また、サウナや熱いお風呂、高温の環境は肌をさらに刺激するため控えましょう。
衣服の素材はコットンなど通気性の良いものを選び、なるべく摩擦を減らす生活を意識すると良いでしょう。
まとめ
光脱毛において「ほくろがあるから不安」という悩みは多くの方が抱えるものですが、現在ではその不安を解消できる方法がいくつも存在します。
ほくろにリスクのある脱毛方式を避け、正しく安全に脱毛に取り組んでください。
SHR方式やニードル方式のように、メラニンに反応しにくい脱毛技術は、ほくろがあっても問題なく施術できる安全性の高い選択肢として注目されています。
特にSHR方式についてご興味のある方は、ぜひEpilageのSHR方式に関するページもご覧ください。
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