Epilage(エピラージュ) | 2025.06.13 09:06
脱毛前の自己処理、どこまでするべき?正しい方法と注意点を徹底解説
カテゴリ: スタッフブログ
いきなりですが、「脱毛前の自己処理って、どこまでやればいいの?」と疑問に思うことはありませんか?
脱毛施術歴12年、大手クリニックでも長年従事してきた私からお答えすると、脱毛前は剃り残しがないように丁寧に剃った方がいいと言えます。
「せっかく脱毛するなら、最高の状態で臨みたい」という方のための、その理由を詳しくお伝えします。
なぜ脱毛前の自己処理が必要なの?
自己処理は単なるマナーではなく、脱毛効果の向上と肌トラブルの回避に直結します。
脱毛効果を最大化するため
多くの脱毛方法、特に光脱毛やレーザー脱毛は、毛のメラニン色素に反応して熱エネルギーを送り、毛根や毛包にダメージを与えることで脱毛効果を発揮します。
もし毛が長く伸びた状態だと、照射された光やレーザーが毛の表面で散乱してしまい、毛根まで十分に熱が届きません。
これでは、期待する脱毛効果が得られにくくなってしまいます。
事前に自己処理をして毛を短くしておくことで、光やレーザーが効率良く毛根に集中し、より高い脱毛効果を引き出すことができるのです。
肌トラブルのリスクを軽減するため
毛が長い状態で施術を受けると、照射時に毛が焦げてしまい、やけどのリスクが高まります。
また、焦げた毛が肌に付着することで、毛嚢炎や色素沈着といった肌トラブルを引き起こす可能性も考えられるでしょう。
適切に自己処理を行い、肌に余分な負担をかけない状態にすることで、施術時の肌トラブルのリスクを大幅に軽減できます。
サロンやクリニック側も、お客様の安全を第一に考えていますので、自己処理は施術を受ける側の責任として非常に重要な準備なのです。
脱毛前の自己処理でおすすめの方法は電気シェーバー
脱毛前の自己処理には、電気シェーバーの使用が最も推奨されます。
電気シェーバーは刃が直接肌に触れにくく、肌表面を傷つけるリスクが少ないため、肌への負担を最小限に抑えられます。
乾燥した状態でも使用できるため、カミソリのようにシェービング剤を使用する必要がなく、手軽に処理できる点もメリットでしょう。
処理後は、しっかりと保湿を行うことで、さらに肌トラブルのリスクを減らせます。
部位別の自己処理のコツ
部位によって毛の生え方や皮膚の厚さが異なるため、自己処理のコツも変わってきます。
顔の皮膚は非常にデリケートです。顔用の電気シェーバーを使い、毛の流れに沿って優しく剃りましょう。
力を入れすぎず、肌を引っ張るようにして平らにすると、剃り残しを防ぎやすいです。
VIOはデリケートな部位であり、毛が密集しているため、特に丁寧な処理が求められます。
毛が長い場合は、まずハサミで短くカットしてから電気シェーバーで剃ると良いでしょう。
IラインやOラインなど、自分で見えにくい部分は鏡を使うか、無理のない範囲で行うことが重要です。粘膜部分は避けてください。
背中は自分で処理しにくい部位です。手の届く範囲で電気シェーバーを使って優しく剃るか、家族や友人に手伝ってもらうといいでしょう。
無理な体勢での処理は、肌を傷つけたり、剃り残しが多くなったりする原因になるので避けてください。
自己処理を行うベストなタイミング
脱毛施術の1日前、あるいは前日の夜に自己処理を済ませておくのがベストなタイミングです。
直前の処理だと、カミソリ負けや肌の赤みが残ってしまう可能性があります。
また、自己処理から時間が経ちすぎると、毛が伸びてしまい脱毛効果が薄れてしまうことも考えられます。
肌が落ち着いた状態で施術を受けられるよう、余裕を持って処理を済ませておきましょう。
脱毛前に避けるべき自己処理と注意点
自己処理の方法によっては、脱毛効果を妨げたり、肌トラブルを引き起こしたりする可能性があります。
毛抜きやワックス、除毛クリームは使用しない
毛抜きやワックス、脱毛テープなどで毛根から毛を引き抜く自己処理は、脱毛施術前には絶対に避けるべきです。
毛根がなくなってしまうと、光やレーザーが反応するメラニン色素が存在しなくなり、脱毛効果が得られなくなってしまいます。
同じ理由で、毛を溶かす除毛クリームも使用は避けましょう。
カミソリを使用する際はジェルを使う
カミソリは手軽な自己処理方法ですが、肌への負担が大きいというデメリットがあります。
カミソリの刃は肌の表面の角質層まで削り取ってしまうため、肌が乾燥しやすくなったり、バリア機能が低下したりすることがあります。
これにより、赤み、かゆみ、ヒリヒリ感といった肌トラブルや、埋没毛のリスクが高まるでしょう。
もしカミソリを使用する際は、必ずシェービングフォームやジェルを使って肌の滑りを良くし、切れ味の良い新しい刃を使い、毛の流れに沿って優しく剃ることを心がけてください。
処理後は、しっかりと保湿を行いましょう。
日焼けや肌への刺激は避ける
脱毛前の肌は、日焼けや強い刺激から守ることが重要です。
日焼けした肌に光やレーザーを照射すると、やけどのリスクが高まるだけでなく、色素沈着を起こしやすくなることもあります。
施術前は日差しを避け、日焼け止めを使用するなど、徹底した紫外線対策を心がけましょう。
また、スクラブやピーリングなど、肌に刺激を与えるケアも、施術前は控えるべきです。肌を清潔に保ち、優しく扱うことを意識してください。
自己処理による肌トラブルと対処法
自己処理は、正しい方法で行わないと様々な肌トラブルを引き起こす可能性があります。
カミソリ負けや赤み、かゆみには冷却や保湿を
カミソリ負けは、カミソリの刃で肌が傷つき、赤みやヒリヒリ感、かゆみを伴う状態です。
対策としては、まず清潔な肌と新しいカミソリを使うこと、そしてシェービング剤をたっぷりつけて肌の滑りを良くすることが挙げられます。
もし赤みやかゆみが出てしまったら、冷たいタオルなどで患部を冷やし、保湿力の高い低刺激の化粧水やクリームで優しくケアしてください。
症状がひどい場合は、皮膚科医に相談することも検討しましょう。
毛嚢炎や埋没毛の予防と対策
毛嚢炎は、毛穴の奥で細菌が繁殖して炎症を起こし、ニキビのようなプツプツができる状態です。
自己処理で毛穴が傷つき、そこから細菌が入ることで発生しやすくなります。
予防には、処理前の肌と使用する道具の清潔を保つことが最も重要です。
埋没毛は、毛が皮膚の中に埋もれてしまう現象で、これも自己処理で肌が傷ついたり、毛穴が塞がれたりすることで起こりやすくなります。
毛嚢炎も埋没毛も、無理に潰したり、ほじくり出したりすると悪化する可能性があるため、触らずに清潔に保ち、保湿を徹底しましょう。
症状が改善しない場合は、専門のクリニックを受診してください。
自己処理後の保湿ケアの重要性
自己処理後の肌は、バリア機能が一時的に低下し、非常に乾燥しやすい状態です。
そのため、処理後の保湿ケアは肌トラブルを防ぐ上で非常に重要です。
低刺激性のボディクリームや乳液、オイルなどをたっぷりと塗布し、肌に潤いを与えましょう。
保湿は、肌のバリア機能を高め、乾燥によるかゆみや肌荒れ、さらには毛嚢炎や埋没毛のリスクを軽減することにも繋がります。
毎日の習慣として、丁寧に保湿を行うことが美しい肌を保つ秘訣です。
自己処理を忘れてしまった場合の対処法
うっかり自己処理を忘れてしまったり、時間がなくて間に合わなかったりすることもあるかもしれません。
そのような場合の対処法を知っておくことで、慌てずに対応できるでしょう。
もし自己処理を忘れてしまった場合は、施術を受ける前に必ず予約しているサロンやクリニックに連絡を入れるようにしましょう。
施設によっては、施術当日に追加料金でシェービングサービスを提供している場合や、部分的にスタッフがシェービングしてくれる場合もあります。
しかし、時間が限られているため、対応できない可能性も考えられます。
事前に連絡することで、どのような対応が可能かを確認し、無駄足になることを避けられるでしょう。
自己処理が不十分な場合や、全く処理されていない場合は、安全上の理由から施術を断られてしまう可能性もあります。
特に、毛が長すぎると、やけどや肌トラブルのリスクが高まるため、多くの施設では施術を見送る判断をすることがあります。
この場合、キャンセル扱いとなり、予約していた回数が消化されてしまったり、キャンセル料が発生したりすることもあるため、注意が必要です。
自己処理は、脱毛施術を受ける上での大切な準備として、忘れずに行うように心がけましょう。
まとめ
脱毛前の自己処理は、単なる準備ではなく、脱毛効果を最大限に引き出し、肌トラブルを未然に防ぐために非常に重要なステップです。
電気シェーバーを使った肌に優しい処理方法を習得し、部位ごとのコツを押さえることで、安全かつ効果的にムダ毛を整えることができます。
もし自己処理を忘れてしまった場合は、慌てずに速やかにサロンやクリニックに連絡し、指示を仰ぐようにしましょう。
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