Epilage(エピラージュ) | 2022.09.22 16:08
タトゥーがあっても脱毛はできるか?脱毛する方法とリスク
カテゴリ: 脱毛知識
タトゥーをされている方だって脱毛をしたいと思います。
しかし、断わられてしまわないだろうか? タトゥーに当たったらどうなるのか?
などと、不安は尽きないと思います。そこで本記事ではタトゥーを入れている方が抱く疑問に答えていこうと思います。
▉タトゥーがあっても脱毛はできるのか?
結論を言えば、タトゥーがあっても脱毛は可能です。しかし、できるのはタトゥーが入っていない部分だけです。なので、もし体全体にタトゥーが入っているとしたら、脱毛はできません。
野球ボール一個分くらいの部分的なタトゥーであれば、保護シールを貼ったり、もしくはタトゥーの箇所から距離をとった箇所から照射するなどして脱毛が可能です。
▉なぜタトゥーの上は脱毛できないのか?
それは脱毛の仕組みに理由があります。多くのサロン・クリニックで採用している脱毛方法は光やレーザーによって、毛根のメラニン色素にダメージを与えて、毛を生えてこなくします。
つまり黒ければ黒いほど、熱のエネルギーでダメージを与えることができます。日焼けしている方が脱毛で痛みを感じやすいのも、それが理由です。
もうお分かりかと思いますが、タトゥーを入れている箇所は基本的に黒いでしょう。なので、タトゥーで黒くなった皮膚にダメージを与えてしまうのです。
加えて、タトゥーのインクには、鉄や亜鉛などの成分が含まれているため、それらの物質が高温になってしまうことも、トラブルの原因としてあげられます。
▉タトゥーの上に照射してしまったらどうなる?
脱毛は人の手でするものです。もし間違えてタトゥーの上から照射してしまったらどうなるか・・・
そのようなご不安を抱くのも当然だと思います。リスクありきの施術になることは間違いありませんから、しっかりと把握した上で脱毛をするかご自身で判断するようにしましょう。
1 激しい痛み
まず、脱毛は熱で毛根等にダメージを与えて破壊する施術です。なので、その熱エネルギーも強いのです。光脱毛の場合だと60から70℃ほど、レーザー脱毛だと200℃以上の高温です。
毛根レベルの小さな範囲、かつ皮膚に埋まっている箇所ですら痛みを感じるのですから、肌に露出されたタトゥーに照射してしまった時の痛みは、悶絶するほどの痛みだと想像していただけるかと思います。
2 タトゥーが消えたり変色してしまう
タトゥーのインクが高熱になることで変色したり、または火傷でやけただ結果、表面部分が剥がれてしまう可能性があります。
タトゥーを入れるのも高額ではないと思いますし、デザイン性があるてトゥーの外観が損なわれてしまいます。火傷などと違って、自然に痴遊するものではありませんから、注意が必要です。
3 火傷になってしまう
これは当然のことですが、先述した通り脱毛機の熱によってタトゥーのインクが高温になってしまう可能性が非常に高いです。
そうなると、当然、火傷になってしまい、そこから水脹れなどが発生するケースもあります。
▉タトゥーの部分も脱毛したい場合は
どうしてもタトゥーをした部分の毛が気になってしまう場合にできる方法は2種類あります。それは、物理的に毛を抜くタイプの方法と、熱エネルギーを使わない方法です。
1 ニードル脱毛
ニードル脱毛(電気脱毛)は熱エネルギーを使わない脱毛です。どのような方法かというと、名前の通りは細い針を毛穴に差し込んで、電流を流して毛根を破壊します。レーザー脱毛などと違ってメラニンなどの黒さを必要としないので、白髪の脱毛にも活用されます。
このニードル脱毛は、肌表面ではなく直接毛穴に差し込んで毛根にダメージを与える方法で、さらにメラニンをターゲットとしていませんので黒いからといって反応しません。なので、タトゥーがあっても脱毛ができます。
しかし、毛を一本ずつ脱毛する方法なので、小さい範囲でも施術時間は短くはないという点も注意が必要です。タトゥー以外の部分は従来のレーザーや光で脱毛をして、タトゥー部分はニードル脱毛、というようなピンポイントの使い方が良いでしょう。
ニードル脱毛を行っている店舗は少ないため、2店舗に通うといった手間が発生するかもしれません。また、施術者のスキルが結果に大きく現れるので、お店選びは慎重にすべきです。
2 ブラジリアンワックス
ブラジリアンワックス脱毛は、ワックスを塗って物理的に毛を抜くだけなので、皮膚に熱などによるダメージを与えるものではありません。そのため、タトゥーの上からでも脱毛が可能です。
しかし、脱毛とはいっても、レーザー・光・ニードルと違って、生えてこなくする施術ではないので、定期的に店舗に通う必要があります。長期的に見ると、費用の面では高額になる恐れがあります。
▉まとめ
タトゥーが入っていても脱毛はできますが、入れていない方よりもリスクや手間がかかることは間違いありません。
火傷やタトゥーの変色などのデメリットなどを把握したうえで、信頼できるお店を見つけることから始めてくださいね。殆どのクリニック、脱毛サロンでは無料のカウンセリングを行っているので、まずは相談してみることをお勧めします。