Epilage(エピラージュ) | 2024.11.04 12:17
新宿でケロイド体質でも可能な脱毛店を探されている方へ。ケロイド体質の方の脱毛リスクと対策
カテゴリ: スタッフブログ脱毛知識記事
老若男女、様々な理由で多くの方が脱毛をする時代になりました。
「自己処理が面倒」
「ツルツルの肌を手に入れたい」
「見た目が嫌」
しかし、ケロイド体質の方は断られるケースがあり、脱毛が出来なくて悩まれている方がいらっしゃいます。
ケロイドがあってカウンセリングの時点で断れてしまうケースが多々あります 。
そこでこの記事を読むことによって、看護師として医療レーザー脱毛から12年間脱毛施術をしてきた私が、ケロイド体質の方でも医療レーザー脱毛、光脱毛でも可能なのか、ケロイドと脱毛のリスクや関係性、解決についてお伝えしていきます。
ケロイド体質とは?
ケロイドとは手術やケガによる傷、または火傷した部位が赤くぷっくりと盛り上がって残ってしまう部分のことを指します。
少し専門的な話になりますが、このケロイドができるメカニズムは、肌がケガや火傷によって傷ついてしまった部分を補うために、線維芽細胞(せんいがさいぼう)という、結合組織を構成する細胞が活発に働きます。
その細胞が増床しすぎて、盛り上がってしまうとケロイドが発生します。この、線維芽細胞の働きが活発になりやすく、些細な傷でケロイドができてしまう方のことを「ケロイド体質」と呼びます。
特にケロイドになりやすい箇所として、胸の中心、肩周り などが挙げられます。
ケロイド体質でも脱毛はできるのか?そのリスク
医療レーザー脱毛の強い肌ダメージを与えると、毛嚢炎や火傷ぎみの強い炎症が起こり得ますが、ケロイド体質の方は、そこからケロイドができてしまう可能性が高いです。もしケロイドができなかったとしても、レーザー照射の刺激で過敏に反応し色素沈着ができてしまう可能性が高いです。医療脱毛のレーザーでは威力が強い為、肌トラブルが起こりやすく、ケロイドになってしまう場合が高いです。 ケロイド体質OKでも、威力を下げられてしまうこともあり、毛母細胞に熱が伝わらないため効果が弱くなりますので注意が必要 です。
そのような理由から、多くのクリニック、サロンでケロイド体質の方の脱毛をお断りしているのが現状です。私も約12年間、脱毛業界に従事してきましたが、ケロイド体質だからと脱毛を諦められている方を数多く見てきました。
しかし、あまり悲観しないで欲しいです。施術の方法によっては、ケロイドができる可能性を下げることができますし、そもそも、ご自身をケロイド体質だと勘違いしてる方もいらっしゃいます。
ケロイド自体に毛が生えている方はあまり見かけませんが、ケロイドと皮膚の境目に生えている方は見られます。ケロイド自体に照射しますと火傷など肌トラブルを起こしやすいので、ご本人様と確認しながら希望がありましたら、ギリギリを狙って脱毛していきます。
自分はケロイド体質なのか?
私も12年脱毛に携わっていますが、ご自身がケロイド体質なのかハッキリと把握されていない方がとても多いです。過去に、多少の傷跡が残ってしまったことや、すこしの色素沈着で、ご自身をケロイド体質だと勘違いしてしまう方もいらっしゃいます。
それも当然で、医療従事者じゃない限りは、なかなか判断が難しいかと思います。ご自身がケロイド体質なのか分からない方は、病院で見てもらうのが良いでしょう。
なお、手や足を含めた体全身に至るところにおいて、少しの傷でも広く大きく盛り上がって、一瞬でケロイドと認識できるくらいの赤い膨らみができてしまう方は、ケロイド体質かもしれません。とはいっても、ここまでの方は非常に希ではあります。
一つの目安としてお伝えするなら、以下の条件に当てはまる方はケロイド体質の可能性が高くなります。参考程度にしていただけると幸いです。
- ニキビ跡が盛り上がってしまう方
- 家族、親戚にケロイド体質の人いる方
- アレルギー体質の方
- 30歳未満の方
- 色素の量が多い人種の方
これらは、参考程度にとどめていただき、実際にケロイド体質かどうかは専門家に確認してもらうようにしてください。
ケロイド体質の脱毛方法
ケロイド体質の方の脱毛は非常に慎重にならないといけません。
というのも、ケロイドになってしまうと治療が困難で、必ずまっさらな状態に治せるという治療が存在しないからです。なので、カウンセリングした時点で、あまりにもケロイド体質の症状が強い場合には、脱毛しないことをオススメさせていただく場合もございます。
しかし多くのケロイド体質の方は、今まで脱毛できなくて悔しい思いをされてきたと思います。
当サロンでは門前払いは絶対にいたしません 。
まず、ケロイドの状態とヒアリングさせていただくことから始めます。
その内容をもとに、脱毛する範囲をケロイドができにくい部分に限定させていただくこと、火傷をした状態になってしまうとケロイドが発生する可能性が高くなるため、照射のパワーを細かく調整すること、この2点をしっかり施術に取り入れて脱毛をしていきます。
先ほどにも書きましたが、ケロイド自体に毛が生えている方はあまり見かけません。ケロイドと皮膚の境目に生えている方は見いらっしゃいます。ケロイド自体に照射しますと火傷など肌トラブルを起こしやすいので、ご本人様と確認しながら希望がありましたら、境目をギリギリ狙って脱毛していきます。
ケロイド体質の方が脱毛後の肌トラブルを少なくするには
ケロイド体質の方が脱毛後に、 ご自身で行うケアは「保湿」になります。肌を乾燥させないのが一番です 。
何を使ったらいいかわからずオススメの物が知りたい方は、脱毛照射したスタッフに聞いてみてください。肌の状態がわかっていると思いますので、肌に合った物を教えてくれると思います。
ケロイド体質だからといって諦めない
確かにケロイド体質の方の脱毛はリスクが伴います。だからといって、簡単に諦めてしまうのは寂しいことです。なので、もし脱毛したいけどケロイド体質のため断られ続けてきた方はぜひ一度ご相談ください。
ケロイド体質の方は肌ダメージが強くトラブルが起こりやすい医療レーザー脱毛より、 脱毛サロンの光脱毛の方が肌に優しく安全の場合もあります 。高い医療レーザー脱毛を契約したけれども、威力を弱められて効果が感じられないこともあります。医療レーザー脱毛、サロン脱毛の光脱毛でも信用できる施術者にお願いすることが大切です。
当サロンでは、男性、女性とも1人1人の毛質肌質に合わせた適切な威力のオンリーワンの脱毛を心がけておりますので、ケロイド体質の方もまずは状態を見させて頂き、問題ないようでしたら当日お試しで施術が可能です。